4月中旬に差し掛かる頃になると、道東方面の春の陽光は日に日に力強さを増していく。
道端に積もっていた雪はどんどん解けていき、フクジュソウなどの色鮮やかな山野草も顔を出す。
[春シーズン後半(概ね4月中旬~5月中旬頃) ガイド推奨コース]
・”2. Lower / Middle reaches Rainbow Trout”
・"3. Upper reaches / Mountain Stream Rainbow Trout"
・”5_2. Redband Trout”
中・下流域のコースは、徐々に本格化する雪代に加え、上流ダム湖からの放水量増加なども要因となり、川通しの遡行に困難を伴う区間が多くなる季節。
しかし、タイミングを重視した効率的なポイント選択をすることで、トロフィークラスに巡り逢える確率が大いに高まる季節でもある。
主にサイトでのニンフフィッシングをメインとして、40~60cmクラスのレインボートラウトを狙う釣りが楽しめる。
また、ベイトフィッシュを主食とする大型レッドバンド狙いのコースでカギを握るのは、捕食ステージの変化に合わせた適切なフライの選択。
春シーズン前半とは異なるフライパターンの選択がハマれば、最大70cmクラスまでのクリムゾンレッド・モンスターが期待できる。
ゴールデンウィーク前後から一気に面白くなり始めるのは、上流域・山岳渓流のコース。
基本的に40~60クラスを狙うニンフフィッシングをベースとしつつ、入渓先の条件次第ではサイトでのドライフライフィッシングの状況も大いに期待できる。
山奥では、冬眠明けのヒグマたちも活発に行動し始める季節なので、対策を万全にしたうえで入渓したい。
余談になるが、春先は渓流を歩きながらの山菜採りも非常に楽しい季節。
フキノトウ(3月上旬~)、ギョウジャニンニク・葉ワサビ(3月下旬~)、コゴミ・アズキナ(4月中旬~)、タラの芽(4月下旬~)、フキ・ウド・ワラビ・ミツバ・ヒメタケ(5月中旬~)など、時期が進むにつれて様々な山菜が姿を現し、楽しませてくれる。
釣りはほどほどに、美味しい山菜採りの時間をのんびり楽しむのもまた、春の自然遊びの醍醐味と言える。
<フォトギャラリー>
Lower / Middle reaches Rainbow Trout
https://rainbow-hunting.com/tp_list.php?wv_key=Lower-Middle+reaches
Upper reaches / Mountain Stream Rainbow Trout
https://rainbow-hunting.com/guide_service_3.php
Redband Trout
https://rainbow-hunting.com/tp_list.php?wv_key=Redband+Trout